宴会シーズン到来!「今宵は無礼講じゃ!」(笑)
さて、時は世に言う平成最後の12月。
まぁ、平成最後は関係なくとも、忘年会、新年会で多忙なシーズン到来ですね!
では、宴会でよく耳にする「無礼講」の話を一つ。
事の起源は平安時代。
公家社会の宴席では席順が偉い順にビシッと決まっていて、座席も違いがあったようで、その場から動かないというのがしきたりだったそうです。
そう言ったしきたりを無視して後醍醐天皇が鎌倉幕府(北条氏)を倒す意思を探るために美濃源氏の土岐頼貞、多治見国長、足助重成らを招いたという遊宴で、その内容が外に漏れない様身分関係を抜きにしてハメをはずした酒宴を催したわけです。もちろんこれは世をあざむく為の宴にかこつけた協議の場でしたが、毎日続く常識や礼儀をを欠いた酒宴の様子に驚いた人々がそれを「無礼講」と呼んだのが始まりとか。よく言われるこの「無礼講」の元々の意味は、「本来座席を立ってはならない参加者が席を立ち、酌をすること」を言うそうです。
会社の宴会とか接待に見られる、あの挨拶代わりのお酌です。
許しも得ずに上の座席ににじり寄るわけですから、これは無礼以外の何物でもなく、だからこそ「無礼講」と呼ばれるわけです。
そして、現在の“無礼講”とは、身分・地位の上下を抜きにして、楽しむ酒宴のことですね。辞書で見ると「貴賎・上下の差別無く礼儀を捨てて催す酒宴」とあり、上下関係を忘れて飲むという事見たいですね。
新人の皆様、これを踏まえて鳥達からのアドバイスです!
上下関係を忘れて飲んでいい無礼講だからと言ってすっかり羽目をはずし先輩や上司に溜口を聞いたり悪口を言ったりしても許されると言う意味じゃないのですよ!(酒の力で流される事もありますけどね(笑))
もともと“無礼講”は、偉い人が、“家来の本心を探るため”に考え出した“智略”だといわれています。時代は変わっても、上に立つ者の考え方は似ているのでしょうね。
無礼講でも、自分の立場をわきまえ、ある程度の理性を持って行動することが下の者の“智略“かも知れませんね。(笑)
しかし、席を立って上司や先輩にお世話になりましたとか、ご指導よろしくお願い致しますと酒をついで回るのは本来の無礼講の意味ですから大いにやってくださいね!
まぁ、こんな事も考えずに、楽しく飲める先輩や上司に巡り会えるなら、それが一番素敵だと思いますけどね。(笑)
そんなお堅い忘年会、新年会。そんな事ないフランクな忘年会、新年会。大小かからわらず「鳥達」ではご予約を承っております!
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週末は混み合いますのでお早めに!
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